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電子工作やってみたよ

電池CR2032が使用されている最近の2機種について消費電流を計ってみました。
2機種とも電池は並列で使用されパワーコントロールされているようなので同時に各々を計り合計してみました。
hp15C_LEに関しては、電流のバランスが崩れても合計が一定になるように制御されているようです。
やはり電源OFF時の消費電流が昔のものに比べて100倍から1000倍大きくなっていますね。
これだもの机にしまっておくだけで電池が無くなってしまうのですね。
意外にもキー入力待ちの時は、少ないです。
プログラム実行中の消費電流は演算速度がダントツのHP15C-LEがやはり一番食べてます。
これで気になる機種の消費電流はひと通り計りましたが、電池が早くなくなると言われているものは、それなりに消費電流が大きいことが裏付けられました。
電流測定は、三和計測器のデジタルテスター PC5000を使用しました。
この測定では、2個の電池の各々の電流が変な挙動をするので、一週間以上悩みました。
HP15C_LEの電源OFF時の3.65μA以下の”以下”は不要です。

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追記(2016-12-3 )
すがわらさんからコメントで測定データーに検証を加えていただいたのでここに移しました。
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HP35sの大喰らいが実証されましたね。それにしてもこの暗電流の多さは... 完全に設計ミスだと思える量。CPUの設計の古さなんでしょうね。
パナのCR2032の公称容量は220mAhと有りますから、全部使えるとして10476時間なので436日。実際には半分くらいで電圧不足になるのでしょうから、218日なので7カ月程度。まぁ半年くらいでダメになるという感触と有っているように思います。
少し前から0.9V程度あれば起動できるDC-DCコンバーターが実用化されてますので、そういったものを搭載して、最後の一滴まで搾り尽すような設計が欲しいですね。
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by telmic-gunma | 2016-12-02 18:03 | HP電卓 | Trackback | Comments(2)

”すがわら”さんから HP35Sの遅い理由を教えていただいたのでここに載せます。

35sのバッテリーについてはやはり「持たない!」と海外でも騒いでいるようです。それと速度ですけど、35sのCPUは液晶駆動用LSIにCPUが内蔵された形のもので、SPLB31Aという台湾のGeneraplusという会社の物とのこと。
で内蔵されているCPUですが、MOS Technologyの8502です。
ここでヌヌヌと思われたかもしれませんが、8502は「あの」6502のI/O内蔵版である6510の改良品だそうです。
しかしながら8bitであり、低消費電力のためクロックもそれほど高くできないので、それほど早く無いとなります。
オリジナルの8502は2MHzクロック。SPLB31Aはデーターシート上ではVDD 3.6V時にMax 5MHzです。
チップのデーターシートではVDDの最大値が5.5Vとなっていますので、35sについてはバッテリーはパラ接続と思われます。というか、実際に片方外しても動きました... なので、消費電流計測も失敗なさったのだと思います。
hpmuseumというところのフォーラムには10uAだったてな話も出ていますが、もっと暗電流がありそうな気がします。
対して15C-LEにはAtmelのAT91SAM9というCPUが使用されていて、動作クロックも200M~400MHzと桁違い。CPU coreも32bitですし。なのでこれだけの速度差が出るのですね。
英語版のWikipediaにはいろいろと興味深いことがかいてあります。35sのご先祖様であるHP35はMostek製の1bit CPU(シリアル処理CPUですね。MC14500みたいな)で構成されているとか。
それにしてもこんなところで6502にお目にかかるとは思っても見ませんでした。8bitの名CPUって結構しぶとく生き残っているものですね。
知っている範囲では、パチンコ台の出玉制御のZ80(コアのみですけど)、古いタイプになりますがPS/2キーボードの8051、某ICカードの68HC11...

”すがわら”さんからの情報は以上です。 ありがとうございました。
HP35Sの消費電流 ますます計ってみたくなりましたね。 



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by telmic-gunma | 2016-11-25 06:42 | HP電卓 | Trackback | Comments(0)

HP35s石取りゲーム

HP35s石取りゲーム(ニムゲーム) 

HP15Cの”石取りゲーム”をHP35s用に移植しました。

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石取りゲームの説明
石取りゲームはN個の石の山(正の整数)から始めます。各競技者(コンヒュータと人間)は、残りが1個になるまで交互に1~3個を取っていきます。
最後の1個を取らされた競技者が負けです。  ゲームを始めるときの初期値Nはソフトで15を設定していますがプログラムで変更できます。
各自が石を取るたびに、残りの数が表示されます。 負の符号(-)が出ているときには、あなたが石を取ることを示し、正の整数の表示には15Cが石を取ることを示しています。 プログラムを起動したらまずあなたが挑戦者です。-15と表示されていますから先に石を取ってください。 1回に取る石は1個以上3個までです。

操作手順

1、下記のプログラムを入力して下さい。
2、f A と押してプログラムをスタートさせます。
3、最初 -15 と表示されます。 あなたの番ですので1~3の数値を入れて R/S を押します。
4、正の整数が表示されます。 HP35sの番ですのでただ R/S と押します。
5、HP35sが取った数を引いた残りの数が ー で表示されます。あなたの番ですのでまた1~3の数値を入れて R/S を押して下さい。
6、以上のことを最後 1をとるまで続けてください。あなたが勝つと I.LOSE(負けた)と表示され、あなたが負けるとBLISS(至福)と表示されます。7セグメントでないのでちょっと読みにくいですね。
  これは HP35sを上下逆さまにして読んでくださいね。

HP35sのラベルの使い方は制約がきつく アルファベット 1文字+数字3桁 これがステップNoとラベルを兼ねているようです。
製作例として Aタイプは必要なラベルごとにアルファベットを変えてみました。
Bタイプは1台のHP35sに多くのソフトを入れられるようにラベルのアルファベットは1文字しか使わないようにして行番号だけで組みました。 しかしこれは組むのも後でチェックするのもやりにくいですね。 良い方法ないですか?

リストをダブルクリックすると大きく表示されます。
c0335218_06423539.jpg Aタイプ







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 Bタイプ










HP35sにムシがいるかも?。
実行モードにおいての1ステップトレースやプログラムモードにおいてのプログラムチェックの時(カーソルキーの上 および 下) プログラムトップより先に行かせたり エンドより後ろに行かせようとすると 電源OFFしたり暴走してキーを受け付けなくなりやがて"メモリークリア"と表示されて入力したプログラムカが消えてしまうことがありました。使い方のミスかも知れませんがご注意あれ。


by telmic-gunma | 2014-11-03 08:29 | HP電卓 | Trackback | Comments(0)